その日の料理はずっと「自分が何を食べたいか」、の1点で決めてましたが、最近別のパラメータが出来てきました。
それは「カメラに何のレンズが付いているか」
…最近カメラにセットされているレンズで何を作るか悩みます。
カメラ初心者なのですが、コレが何とも悩ましく楽しい。
コレは16mmのレンズ。
餃子の表面のザラザラ感がとても上手く撮影出来たお気に入りの写真です。
料理まで30cmくらいまでに寄れます。
大きなお皿に乗せた料理を近くに寄って撮りたい時に。
こっちは56mmのレンズ
80cm位離れて撮影してます。
周辺のボケ感が素晴らしいのですが、料理を撮るには若干距離を取らないとダメなのですよね。
勢い上からの撮影になりがちなのですが、後ろに空間が無いとボケが作れず結構難しい。
と言うかこのレンズが付いている時は背景をぼかしたくてしょうがない。そのために器を選び、時には一皿に小さく盛り付けたり食事の準備じゃ無くなってたり…
反面作れた時には満足感あるものに。
ところで最近you tubeで自動翻訳使ってると外国人が「ボケ」と言うのに遭遇し、bokehと表記されてて、おおっスゴイ!ボケは英語なのか、と。
イヤ知らんかった。楽しい。
コレは35mmのレンズ
16mmと同じくらい近くで撮影出来るのですが、撮れる絵がなんて言うか、シャープさに欠ける気がしてきてまして、最近あまり使わなくなって来ました。
軽くてイイんですけどね。
同じく35mmで撮った昔の弁当transaction。
夏の朝に窓際の鉢植え置きで撮影したもの。
お弁当の撮影は、「中のオカズの陰影が大事だー」とか勝手に納得して満足してた時のものです。
ニシンのファルシー
ニシンを捌いてパセリとセロリの葉っぱを詰めてレモンを乗せてオーブンで焼くシンプル料理ですが、
今日つけていたレンズは35mmでした。
ニシンが大きさを伝えるには16mmの方が良かったかも、とか。
そんなの誰にも伝わらないなぁ。あータノシイ!
料理の出来上がりを想像しながら
「近接撮影で質感を出してやろう」
とか、
「周辺の空気感を巻き込んで…」
とか、
作り始める前から盛り付けまでの時間を楽しんでいます。
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